
曲線で柔らかさを演出した門袖・アプローチ
Iさまは「玄関脇に簡易的なポストと表札があるだけで、『家の顔』と呼べる部分がない」と感じていました。奥さまからは、「アプローチは直線ではなく、曲線を使って柔らかい雰囲気にしたい」「玄関周りのデザインにこだわりたい」というご要望をいただき、知人からいただいたシマトネリコをシンボルツリーとして植えたいとのご相談もありました。そこで、アプローチは緩やかな曲線を描くデザインを採用しました。足元には建物の外観に合わせてベージュ系の乱形石風インターロッキングを敷き、明るく温かみのある空間を演出しています。門袖はトップにアーチ状の笠木を取り入れるなど奥さまのイメージを丁寧に形にし、シマトネリコ周辺には専用の囲いを設けて外構全体に自然な彩りを添えました。しっかりとした門袖ができたことで外観のイメージが統一され、「ようやく家らしくなった」(Iさま)と大変ご満足いただきました。

将来を見据え、配置を工夫した人工芝スペース
「子どもが大きくなったので、庭で遊べるようにしたい」というのが、Iさまの大きなご希望の一つでした。当初は敷地の西側に人工芝を敷くプランを思い描いていらっしゃいましたが、ヒアリングを重ねる中で、将来お子さまが成長して車に乗るようになった際、西側は駐車スペースとして必要になる可能性が高いと感じました。そこで「人工芝はリビングとつながり、使い勝手の良い南側に配置する」というご提案をさせていただきました。また、南側の道路からの視線をさえぎりつつ、お子さまが急に道路へ飛び出すことも防ぐため、高さ160センチの目隠しフェンスを設置し、安全性にもしっかりと配慮しました。人工芝スペースが完成して、お休みの日にお子さまが水遊びを楽しむなど、のびのびと遊べる空間になりました。「フェンスのおかげで安心して遊ばせられる」と奥さまにも喜んでいただいています。

ぬかるみを解消する駐車スペースと、思い出を刻んだサイクルポート
最大の課題であった「雨の日のぬかるみ」を解消すること、そしてこれまで雨ざらしでカバーをかけていた自転車の置き場を確保したいというご要望がありました。元気なお子さまが敷地内でも遊べるよう駐車スペースは広く確保し、土間コンクリートを打設しました。しかし、すべてコンクリートにしてしまうと単調になってしまうため、一部にベージュ系のインターロッキングを敷き、デザインのアクセントとして遊び心を取り入れています。土間コンクリートのスリット部分にもベージュ系の砂利を入れたことで、駐車スペースも全体的に柔らかいイメージに仕上げました。サイクルポートの下にも土間コンクリートを設けて駐輪スペースをつくり、足元のぬかるみがなくなったことで雨の日のストレスが劇的に軽減されました。自転車のカバーも不要になって見た目もすっきり。サイクルポート下のコンクリートには、ご家族4人の手形をつけていただき、かけがえのない思い出の場所となりました。

防犯性とデザイン性を高める照明(ライティング)と物置
周辺の街灯だけでは少し暗く、夜間の防犯面や車の出し入れに不安がありました。また、収納用の物置もご希望でした。そこで、暗くなると自動で点灯するセンサー付きのポールライトなどを、シンボルツリー、門袖、物置の横にバランス良く配置しました。車通りの多い道路に面しているため、夜間でも安全に駐車できるよう配慮しています。物置のカラーは黒基調を選定し、庭空間全体を引き締めました。夜間は優しい光がお庭を照らし、防犯効果が高まると同時に昼間とは違う美しい景観を楽しめるようになりました。
お客さまの感想
車場をコンクリートにしたことで雨の日のぬかるみストレスが全くなくなり、やるとやらないとでは全然違いますね。担当のコーディネーターさんは子どもにも優しく、説明も分かりやすかったです。工事直前のサイクルポート追加など、予算を含めてさまざまな変更に融通を利かせてくれたこともとても助かりました。少し予算はオーバーしましたが、妥協しなくて本当によかったです。価値のあるプランを出していただき、大満足です。
主な設置商品・部材
フェンス:YKK AP ルシアスフェンスYS2H型(キャラメルチーク/ステン)
アプローチ:マチダ ティーナ(イエロー)、エスビック ショコラブリック(ガレット)
照明:LIXIL ローポールライト(ブラック)、LIXIL スパイクスポットライト(ブラック)、Only One club ウォールマウントライト
サイクルポート:LIXIL ネスカFミニ(ブラック)
物置:ヨドコウ LMD-2211