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外構工事で後悔しない!目隠しフェンスの選び方と種類別メリット・デメリット

UPDATE : 2025.03.27

お知らせ

「外構工事で目隠しフェンスを設置したいけど、どれがいいのか分からない…」という悩みをお持ちではありませんか?目隠しフェンスのメリット・デメリットを種類別に解説します。その他、フェンスの高さや形状を決めるポイントや、外構工事で後悔しないための業者選びまでご紹介します。

外構工事における目隠しフェンスの重要性

外構工事において、目隠しフェンスは単なる境界線としての役割だけでなく、住む人の快適性や家の外観を大きく左右する重要な要素です。つまりプライバシー保護や防犯対策といった実用的な側面に加え、近年ではデザイン性も重視され、住宅の顔となる外構を美しく彩る役割も担っています。

目隠しフェンスの役割

プライバシー保護

都市部では住宅が密集しており、隣家との距離が近いケースも少なくありません。目隠しフェンスを設置することで、外部からの視線を遮り、プライベートな空間を確保することができます。リビングや寝室など、リラックスしたい場所に面した窓際に設置することで、周囲の目を気にせずくつろげる空間を作ることができます。

防犯効果

目隠しフェンスは、外部からの侵入者を防ぐ役割も果たします。特に、高さのあるフェンスは、乗り越えにくく、侵入に対する抑止効果が期待できます。また、視線を遮ることで、家の中の様子が見えにくくなるため、空き巣などの犯罪のターゲットになりにくくする効果もあります。さらに、センサーライトと組み合わせることで、より一層防犯性を高めることができます。

視覚的アクセント

目隠しフェンスは、家の外観デザインの一部としても重要な役割を果たします。素材やデザインによって、和風、洋風、モダンなど、さまざまな雰囲気を演出することができます。家の外壁や庭の植栽との調和を考慮してフェンスを選ぶことで、外構全体に統一感を出すことができます。また、門扉や照明とデザインを合わせることで、より洗練された印象を与えることも可能です。

選ばれる理由

デザインの多様性

目隠しフェンスは、素材や形状、カラーなど、実に多様なデザインがあります。木製フェンスのナチュラルな雰囲気、アルミフェンスのスタイリッシュな印象、樹脂フェンスの温かみのあるムードとメンテナンスしやすさバランスなど、それぞれの素材が持つ特徴を活かしたデザインを選ぶことができます。また、ガラスやアイアンなど異素材を組み合わせたデザイン性の高いフェンスも人気を集めています。このように、豊富なデザインの中から、自分の家のスタイルや好みに合ったフェンスを選ぶことができる点が、目隠しフェンスが多くの人々に選ばれる理由の一つです。

カスタマイズの柔軟性

目隠しフェンスは、設置場所や用途に合わせて、高さや幅を選ぶことができます。また、フェンスの一部に門扉やポストを組み込んだり、植栽と組み合わせたりすることで、機能性とデザイン性を両立させることも可能です。

目隠しフェンスの種類

外構工事で使用する目隠しフェンスには、素材の種類が違う複数のタイプがあります。それぞれに異なる特徴やメリット・デメリットがあるため、設置場所や目的、予算などを考慮して最適なものを選んでください。ここでは、代表的な目隠しフェンスのタイプについて解説していきます。

木製フェンス

天然木の温かみと自然な風合いが魅力の木製フェンスは、外構に優しい雰囲気をプラスしたい場合に最適です。和風・洋風どちらの住宅にも馴染みやすく、経年変化による味わいの変化も楽しめます。

メリット

  • 自然素材ならではの温かみがあり、景観に馴染みやすい
  • 比較的安価なものがあり、DIYにも適している
  • 種類やデザインが豊富で、個性的な外構を演出できる

デメリット

  • 腐食やシロアリ被害のリスクがあり、定期的なメンテナンスが必要
  • アルミや樹脂製に比べて耐久性が低く、風雨による劣化が早い
  • 台風などの災害で壊れたり、火災で燃え広がったりする可能性がある

アルミフェンス

スタイリッシュなデザインが人気のアルミフェンスは、メンテナンスのしやすさも大きなメリットです。耐久性が高く、軽量で施工性にも優れています。

メリット

  • 耐久性が高く、腐食や錆びに強い
  • 軽量で施工が容易
  • メンテナンスが簡単で、水洗いだけできれいになる

デメリット

  • 木製フェンスに比べて価格が高くなる傾向にある
  • 衝撃に弱く、へこみやすい
  • 金属特有の冷たい印象を与える場合がある

樹脂フェンス

樹脂フェンスは、耐久性とデザイン性を兼ね備えています。天然木のような温かみのあるデザインも多く、様々な住宅の外観に合わせやすいです。

メリット

  • 耐久性が高く、腐食や錆び、シロアリ被害の心配がない
  • 軽量で施工が容易
  • メンテナンスが簡単で、水洗いだけできれいになる

デメリット

  • アルミの木調フェンスと比べると汚れやすい
  • 熱に弱く、変形や変色の可能性がある
  • 経年劣化による退色が起こる場合がある

鉄製フェンス

重厚感と高級感を演出できる鉄製フェンスは、門扉や装飾と組み合わせることで、より一層風格のある外構を創り出すことができます。

メリット

  • 非常に頑丈で、防犯性が高い
  • 高級感があり、重厚な雰囲気を演出できる
  • デザインの自由度が高い

デメリット

  • 価格が高く、施工費用も高額になりやすい
  • 錆びが発生しやすく、定期的なメンテナンスが必要
  • 重量があるため、設置場所によっては地盤補強が必要になる場合がある

目隠しフェンスの価格相場

目隠しフェンスの費用は、選ぶ素材や設置する面積、フェンスの高さなどによって大きく異なります。専門店にお問い合わせいただくと、ご希望のフェンスの価格が分かります。

近隣とのトラブル回避

フェンスを設置する際は、事前に近隣住民に相談し、トラブルを避けるようにしましょう。特に、境界線上に設置する場合には、境界線の確認をしっかり行い、合意を得ることが重要です。

設置場所の条件

設置場所の広さや形状、高低差、地盤の状態によって、必要な材料や工事内容が変わるため、費用も変動します。例えば、傾斜地にフェンスを設置する場合、基礎工事をしっかりと行う必要があるため、費用が高くなる傾向があります。

後悔しないための外構工事のポイント

外構工事は、住まいの顔となる重要な部分であると同時に、高額な費用がかかるため、後悔のないように慎重に進める必要があります。ここでは、失敗のリスクを減らし、満足のいく外構工事を実現するためのポイントを解説します。

予算設定と計画

予算の明確化

まずは、全体工事の予算を明確にしましょう。外構工事にかけられる予算を把握した上で、優先順位を決め、何に費用をかけるべきかを検討することが大切です。

計画の重要性

外構工事は、建物の建築と並行して進めることが一般的です。そのため、住宅の設計段階から外構についても考慮することで、建物との調和が取れた、より美しい仕上がりを実現できます。また、駐車スペースや庭の配置など、ライフスタイルに合わせた計画を立てることで、使い勝手も向上します。

信頼できる業者選び

業者選定のポイント

外構工事は、業者によって技術や価格設定が大きく異なります。信頼できる業者を選ぶことは、工事の成功を左右する重要な要素です。業者を選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。

  • 施工実績
    豊富な施工実績を持つ業者は、それだけ多くの経験とノウハウを蓄積しています。ホームページなどで過去の施工事例を確認し、希望するイメージに合う業者を選びましょう。例えば、洋風の住宅にしたい場合は、洋風の外構を得意とする業者を選ぶと良いでしょう。
  • 資格の有無
    資格を持つ技術者は、専門知識や技術が一定水準以上であると認められているため、安心材料の一つとなります。ただし、資格が全てではありません。資格はあくまで目安の一つとして捉え、その他の要素も総合的に判断することが大切です。
  • 口コミや評判
    実際にその業者に工事を依頼した人の生の声を聞くことは、業者の良し悪しを判断する上で非常に参考になります。インターネットの口コミサイトなどを参考にしましょう。ただし、口コミはあくまでも個人の感想であることを踏まえ、参考程度にとどめるようにしましょう。
  • コミュニケーション
    工事に関する要望や疑問点をしっかりと伝え、業者が親身になって相談に乗ってくれるかどうかは、非常に重要です。信頼関係を築ける業者を選び、スムーズなコミュニケーションを心がけましょう。

複数業者への相見積もりの注意点

複数の業者から見積もりを取ることで、価格や工事内容を比較検討することができますが、各業者が全く同じ工事の技術、顧客対応能力があるわけではありません。価格だけで判断するのではなく、工事内容や保証内容、接客力なども合わせて比較することが重要です。安すぎる場合は、手抜き工事のリスクも考慮する必要があります。

デザインと機能のバランス

デザイン性

外構は、住宅の外観を大きく左右する要素です。門扉やフェンス、植栽などを組み合わせることで、個性的な空間を演出することができます。住宅の外観との調和を意識しながら、好みのデザインを取り入れましょう。例えば、和風住宅には木製の門扉や竹垣を、洋風住宅にはレンガやアイアン製のフェンスを合わせるのが一般的です。

機能性

外構は、美観だけでなく、防犯性やプライバシー保護、日よけなど、様々な機能も求められます。例えば、防犯性を高めるためには、高さのあるフェンスを設置したり、センサーライトを設置したりするなどの対策が有効です。また、プライバシー保護には、目隠しの効果が高いフェンスや植栽を選ぶことが重要です。さらに、日差しが強い場合は、オーニングやパーゴラを設置することで、快適な空間を作ることができます。

素材選び

外構に使用される素材は、それぞれに特徴があります。例えば、天然木は温かみのある雰囲気を演出できますが、定期的なメンテナンスが必要です。一方、アルミや樹脂などの素材は、メンテナンスが比較的容易ですが、天然木のような風合いは出にくいです。予算やライフスタイル、デザインなどを考慮しながら、最適な素材を選びましょう。

 

素材メリットデメリット
天然木温かみのある雰囲気、高級感定期的なメンテナンスが必要、腐食やシロアリ被害の可能性
アルミ軽量で耐久性が高い、メンテナンスが容易価格が高い場合がある
樹脂腐食しにくい、カラーバリエーションが豊富熱に弱い、安っぽく見える場合がある

外構工事は、住まいの快適性や資産価値を大きく左右する重要な工事です。そのため、時間をかけて計画を進め、信頼できる業者を選び、納得のいくまで打ち合わせることが大切です。今回のポイントを参考に、理想の住まいを実現してください。

なお、より具体的なアドバイスやプランニングは、専門業者に相談することをおすすめします。専門家の意見を聞くことで、新たな発見や、より良い選択肢が見つかるかもしれません。後悔のない外構工事を目指しましょう。

プロが教える! 目隠しフェンスで後悔しないための注意点

歩行者用の目隠しフェンスは160センチ以上に

歩行者用の目隠しフェンスを設置する場合、フェンスが低すぎると目隠しの効果が得られません。身長170センチの男性の場合、フェンスが160センチの高さであればちょうど目のあたりにフェンスの上部が来るため、目隠しになります。建築基準法ではコンクリートブロック基礎の上にフェンスを設ける場合、フェンスの高さは220センチまでと定められています。フェンスの高さが高くなるほど金額も高くなるため、目的と予算の両面から高さを決めてください。

フェンスの横格子、縦格子の違いは

フェンスには大きく分けて横格子と縦格子があり、それぞれメリットがあります。

横格子

「隣の家の窓からの視線を遮りたい」など、一定の場所からの目線を隠したい場合は、隙間が広い縦格子よりも横格子の方が適しています。正面からは隙間が見えないルーバータイプであれば、ほぼ完全に視線をカットできます。また、フェンスの設置場所が駐車場の近くにある場合は、少し隙間の広い横格子にすることで、道路を通行する歩行者や車を確認することもできます。

縦格子

縦格子は隙間が空いているので正面から見ると敷地内が見えますが、角度があると敷地内が見えなくなるという特徴があります。そのため、道路に面している場所で歩行や車によって視線が動いている場合は。縦格子の方が目隠ししやすくなります。また、完全に見えなくなると中に侵入者がいる場合も見えなくなりますが、縦格子は止まって見れば中が見えるため、防犯上のメリットもあります。また、横格子では隙間に足をのせて上ることができますが縦格子ではできないため、子どもの安全面や、侵入者を防ぐ意味でもメリットがあります。

目隠しフェンス施工事例5

1.分譲地内からの視線を防ぐ横格子フェンス

外構工事で後悔しない!目隠しフェンスの選び方と種類別メリット・デメリット

分譲地の一画にあるお宅で、リビング側が道路に面し、他のお宅から見られやすい位置関係にありました。目隠しのため、2段に積んだブロックの上に横格子でアルミ製の木目調フェンスを設置しました。

2.生活道路沿いからの視線を防ぐ横格子フェンス

外構工事で後悔しない!目隠しフェンスの選び方と種類別メリット・デメリット

奥に数件家がある、車や歩行者が通る生活道路沿いのお宅で、道路側に横格子の目隠しフェンスを設けました。車の出入口なので、横格子で車や歩行者の動きが見えるのもメリットです。

3.リビング前と駐車場の間の縦格子フェンス

外構工事で後悔しない!目隠しフェンスの選び方と種類別メリット・デメリット

比較的車や通行者が多い道路沿いのお宅で、お宅のリビング前と駐車場の間に縦格子のフェンスを設けました。リビングに座っていると道路側まで見えて、道路側からは視線が動いているため目隠しになるという縦格子の特徴を生かしました。

4.隣家との間に縦格子フェンス

外構工事で後悔しない!目隠しフェンスの選び方と種類別メリット・デメリット

隣家との間の仕切りと目隠しの目的で縦格子のフェンスを設けました。スタイリッシュなデザインの縦格子フェンスを選ぶことで、家全体の印象がぐっと良くなります。

5.ルーバータイプの2段フェンスでプライベート空間を

外構工事で後悔しない!目隠しフェンスの選び方と種類別メリット・デメリット

周囲に障害物があまりなく、外からお家やお庭がよく見えてしまう立地条件のお宅です。そこでお庭部分をフェンスで囲いました。フェンスは正面から見ると隙間が見えないルーバータイプのもので、2メートルの高さを確保するためにフェンスを2段にしました。

まとめ

外構工事における目隠しフェンスは、プライバシー保護や防犯対策、 景観など、様々な側面を持ちます。素材やデザイン、設置費用も多岐にわたるため、事前にメリット・デメリットを比較し、予算や設置場所の条件を考慮しながら、最適なものを選択することが大切です。信頼できる業者を選び、納得のいく外構工事を目指しましょう。

 

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